こども環境管理士
日本生態系協会認定の「こども環境管理士1級」に合格し、認定証が送られて来ました。
こども環境管理士は、昨年度に第1回の試験が行われました。日本生態系協会と言えば、何と言っても「ビオトープ管理士」で有名ですが、こちらの方は3回受験して、3回とも落ちてしまいました。
こども環境管理士の1次試験(筆記)も、ビオトープ管理士並みのかなり高度な問題が多く出題されました。地球温暖化、ゴミ処理、リサイクル、などの環境問題を始め、自然生態系に関するもの、花や鳥の名前など、幅広い範囲に渡って問われました。
私がこの資格試験を受けることにしたのは、子どもたちに正しい環境教育をしたい、というのがいちばんの動機でした。環境を大切にすることを子どもたちに伝えるには、自然環境を守ろうという心を育てなければなりません。そのためには、自然の良さ、楽しさ、おもしろさを子どもたちが実感しなければ、それを大切にしようという気持ちにはなりません。
保育園の中で、自然の楽しさを子どもたちに体験的な学習をしてほしいのです。
地球環境問題は、世界全体の課題であり、私たちがこれに正面から向き合わなければ、明日の子どもたちの世界は暗いものとなってしまうでしょう。
アースディが近づいていますが、環境問題に取り組んでいるという人は、(申し訳ありませんが)「お祭り気分」が主で、現実の姿や正しい知識を回避している方が少なくありません。運動を盛り上げるためにお祭り的な要素は確かに必要ですが、それだけでは単にゴミと二酸化炭素を排出しているだけにすぎません。
例えばゴミ処分場で、生ゴミを焼却する時に、効率よく燃やすために重油を使っているという事実があります。重油を使うくらいならペットボトルを一緒に燃やした方が余計な油を消費せずにすむ、と主張する人もいます。
また、スーパーのレジ袋は最近では悪の根源のように言われますが、元々は廃油から作っているのでコストは非常に低いそうです。それと比べて、自治体が作る有料のゴミ袋は純製油から作るのでコストが高くなり、何のための有料化なのかわからなくなります。
また、世界に目を向けても、独裁者と大量破壊兵器撲滅を大義名分に、イラクの人々を多数死傷させ、劣化ウラン弾による放射能汚染を実行した元イギリス首相が、今になって地球環境問題解決のために演説しても、それは偽善でしかありません(その元首相をスタジオに招いて笑顔いっぱいのトークショーを行った日本のテレビ局と有名キャスターのお人好しさには、はっきり言って閉口です)。
子どもたちの明日を考えるために、真の環境問題を見つめ、本当の解決は何か、を考えることが、この資格の意味だと思います。
これからも、子どもたちと、そして若い保育士たちと、自然環境の大切さを考えて実践していきたいと思います。
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