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2014年5月20日 (火)

集団的自衛権って…

一か月後の開催に迫ったサッカーのワールドカップなど、華やかな話題に事欠かないこの頃…
安部総理大臣が憲法の解釈変更に向けて動き出し、集団的自衛権の行使が現実のものとなって来た。

時代の流れからすれば、仕方のないことなのか?

それとも、当然のことなのか?

私の世代で、近代史に興味がある方なら、1960年代の改正日米安全保障条約において、米国との集団的自衛権は、はっきりと条約に明記されたことを知っているはずだ。

その時、日本は国土以外の地域での戦争に巻き込まれる可能性がある、とマスコミも、歴史の教科書も、学校の先生も危惧したのをはっきりと覚えている。

つまり、他国とアメリカの戦争に日本が加わることがありうることを今から50年以上も前に、わかっていたことなのだ。

その後の自民党政権が集団的自衛権の行使を否定して来たから、この問題は事実上の棚上げだった。

しかし、安部首相が行使する方向で舵を切ったことにより、より現実的なこととなった。

現実的と言えば、中国が脅威の対象に祭り上げられているが、30年前の1980年代には「ソ連脅威論」が世間を吹き荒れていた。当時の中曽根政権が対ソ防衛政策を行なった。その宣伝は今の対中国の比ではなかった。

しかし、ソ連(現ロシア)は、一発の銃弾も撃って来なかった。脅威の象徴であった弾道弾核ミサイルSS20は、日本はもちろんのこと、世界のどこにも発射されなかった。

その後、ソ連は解体、消滅した…

中国も、北朝鮮も、どの国も、日本に攻めて来る理由は現実的にはない。

しかし、人質になった日本人を救うため、拉致された日本人を取り戻すため、と言えば、誰でも賛成してしまうだろう…

脅威は、自国の中にいるのではないか!

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