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戦争を忘れない日

  嬉しい?

  10年経ったけど
  原爆を落とした人はわたしを見て
  「やった! またひとり殺せた」
  とちゃんと思うてくれとる?

こうの史代原作「夕凪の街」のラスト近く、ヒロインの言葉です。

62年前の今日、広島に人類史上初めて原子爆弾が投下されました。ひとつの都市が一瞬にして壊滅し、たくさんの市民が亡くなり、今も後遺症に苦しむ人々が大勢います。国は被爆した人に対して原爆症の認定を事実上拒否しており、何ともやりきれない思いにさせられてしまいます。

東京は朝から太陽がさんさんと輝き、今日も暑い一日になりそうです。62年前の広島も同じだったのでしょうか。無差別に都市・市民を大量虐殺した原子爆弾の投下は、「戦争を早期に終結させるため」と一貫してその正当性を主張するアメリカ政府の言葉も虚しく聴こえるだけです。

それだけ人間は同じ人間に対して行なった残虐な行為を見て見ぬふりをし続けることができるのでしょうか。

このように原爆被害のことを書くと、必ず反論として日本軍による加害行為が言われます。戦争はどちららの人間も鬼にしてしまいます。どっちが悪いとか、聖戦とか、平和を守るための戦いだとか… 後からいくらでも付け足して言えることでしょう。

数年前から問題視されていますが、中学生や高校生に8月6日と9日は何の日か? と訊ねるとわからない子が圧倒的に多いそうです。学力向上とか、教育改革とか言う前に、私たちは子どもたちに歴史の中で何があったかを伝えるべきではないでしょうか。

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