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戦争を始めないために

暑い日が続いています。

今年も広島・長崎の原爆投下の日に続いて、終戦の日がやってきます。

広島における原爆投下後の庶民の生活を描いた映画「夕凪の街 桜の国」が上映されたり、テレビの特版ドラマで「はだしのゲン」が放映されたりと、最近は戦争の記憶を語り継ごうという意識が見られます。素直にとても大切なことだと思います。

はっきり言って、戦争などに行きたくない人がほとんどではないかと思います。

自分の家族が、自分の子どもが、戦争によって生命を落とすなど、絶対に反対だと考える人がほとんどではないかと思います。

しかし、現実には、ゆっくりと、眼に見えないように、社会は危険な方向へと向かっているように思われて仕方がありません。

職業として自衛隊を選ばれた方を非難するつもりはまったくありません。それなりの意志で国家を守る仕事を選択されたのでしょう。

でも、それほど国家というものは大切なのでしょうか。

先の大戦においても、国家を守る、という大義名分のために、どれだけ多くの生命が失われたことでしょう。日本人だけではなく、世界のたくさんの民族の生命が奪われました。

今こそ、もう一度、私たちは歴史に立つ人間として、戦争の永久阻止を後世に伝えなければならないのではないかと思います。

私が小学生の時、学校の先生方には戦中派が多く、担任の先生は特攻隊の生き残りでした。その先生方は、授業をつぶしてまで戦争の悲惨さを私たちに話して聴かせました。

戦争の悲惨さばかりを伝えることが良いことではない、と最近考えるようになりました。なぜなら私たちは、戦争の悲惨さを身をもって体験していないからです。戦争を体験された方からの伝承は大事なことです。体験者が高齢化で少なくなってきたことからも、それはきちんとやらなければならないと思います。

そして、私たちは戦後世代として、築き上げた文化や美しい地域社会を伝えることが大切だと思います。戦争はすべてを破壊します。今持っているひとりひとりの美しいものを壊さずに継承することも私たちの役割だと考えます。

時の首相は「美しい国」と言いますが、これは国家思想につながり、市民の意志・財産・生命は後回しにされ、戦争が始まれば真っ先に犠牲になります。間違わないようにしなければなりません。

私たちの言葉は弱く、つたないものです。しかし、志しを同じ人たちが手をつなぎ、少しでも大きな声をあげて行くことは大切だと思います。

(残念ながら、私は特定の政党・政治団体等には関係しておりません。かつて、ある政党に関わりを持って、大変に辛い思いをしたことがあります。したがって、政治からは距離を持っているのが私の姿勢です)

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