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「ナザレのイエスは神の子か?」

「ナザレのイエスは神の子か?」

リー・ストロベル 著

峯岸 麻子 訳

いのちのことば社

2004年3月15日 初版発行

シカゴ・トリビューン紙の記者であった著者は、妻がクリスチャンになったことをきっかけに、キリスト教の本陣であるイエスについて、徹底的に調べようとします。元々宗教に対して懐疑的であり、自分の目で見たものしか信用しない根っからのジャーナリストである著者は、アメリカで著名な神学者、哲学者など13人の専門家にインタビューをしたのが、本書の中核になっています。

著者が投げつけた疑問点は、おおよそ次のとおりです。

  1. 聖書に書かれている福音書の著者たちを信用することができるか。
  2. 福音書は、綿密な調査にもその真実性を失わないか。
  3. 福音書は、長い歴史の中で正確に伝承されたものか。
  4. 福音書以外にイエスに関する有力な証拠はあるのか。
  5. 考古学は福音書の内容を証明できるか。
  6. 歴史上のイエスと福音書に登場するイエスとは同一人物か。
  7. イエスは自分が神の子だと確信していたのか。
  8. 自分を神の子だというイエスは心理学的に正常な精神の持ち主だったのか。
  9. イエスは神の属性をすべて兼ね備えていたか。
  10. イエスと預言された「救い主」とは一致するのか。
  11. イエスは死んだふりをしただけで、復活はでっち上げではないのか。
  12. イエスの遺体は、本当に墓から消えたのか。
  13. 十字架による死後、復活したイエスを目撃した人はいるのか。
  14. イエスの復活を裏づける証拠は存在するのか。

これらの疑問に専門家たちは明快かつ納得ができる答えをしていきます。ここでその内容を書くことはできませんが、非常にわかりやすく、読んでさわやかな気持ちになるくらい、おもしろいインタビューが続きます。そして著者は、インタビューの後に、ひとつひとつの疑問とその答えを綿密に考察していきます。

そして著者、リー・ストロベル氏は、懐疑主義を棄て、現在では洗礼を受けクリスチャンになりました。これだけの事実が明らかになれば、それは自然な成り行きなのではないかと思います。

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この一冊の本によって、私はキリスト教が非常に身近なものとして感じられ、素直に神の存在を信じるようになりました。と言っても、教会に通っているわけではなく、その点ではいい加減としかいいようがありませんが…

私が今まで宗教に対して疑問を持っていたのは、ある特定な宗教が政治活動と結びついていて選挙のたびに身近でない人から手紙が来たり、訪問を受けたりしたことがあるからです。また、社会的な弱者に近づき、入信を勧めたり、物品を買わせたり、お布施のようなものを納めさせたり、ということが経験的に事実としてあるからでした。

キリスト教についても、さまざまな宗派があり、教会組織があり、どこがどう違うのか、今でもよくわかりません。もちろん、怪しいと思われるものもあり、ぜひ礼拝に参列してお話を聴いてみたいと思うものもあります。

この本を読むきっかけになったのは「パワー・フォー・リビング」という本を読んだことに始まります。その後、私は現在もキリスト教に関する書籍を読み続けています。このブログでも紹介していきたいと思います。

私は、いま素直な気持ちで、神の存在を信じ、毎日、神に祈っています。

それは、私自身だけでなく、私を取り巻く人々、家族、出会った人々(例えば保育園を卒園した子どもたち)、みんなが愛にみちあふれ、幸せになれるよう、毎日祈り続けています。

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