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ふたたび「地球の静止する日」

創元SF文庫

SF映画原作傑作選

「地球の静止する日」より

「主人への告別」
(「地球の静止する日」原作)

作 ハリイ・ベイツ

2006年3月

発行 東京創元社
SF映画「地球の静止する日」の原作である「主人への告別」です。
映画と原作小説のストーリーがまったく違うのは驚きです。
これは、小説の解説によれば、映画製作会社は、当初、SFを題材にした地球の危機を訴える映画を企画したそうです。その原作に、1940年に発表された「主人への告別」が選ばれ、宇宙人クラートゥとロボットのヌートがワシントンに飛来する部分だけを取り出し、映画用に独自のストーリーが展開されたようです。
宇宙人と言えば「地球侵略」というパターンがイメージとして強く感じられます。しかし、この映画も原作の小説も、ストーリーは違っても、宇宙人は侵略者としては描かれていません。それだけに、名作のひとつとして、強い印象を受けます。
ぜひ、映画と小説の両方を鑑賞されることをおすすめします。

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