何のための国会なのか
報道によれば、国会は、9月で退陣を表明している小泉首相の強い意向で、会期の延長は行なわず、18日に閉幕します。
教育基本法改正案、「共謀罪」創設のための組織犯罪処罰法改正案などの重要な課題は、先送りされる公算が高くなりました。さらに、今後、消費税の引き上げ、防衛庁の「防衛省格上げ」問題、そして憲法改正論議など、次々と政府与党は、右傾化政策、市民生活圧迫の政策を打ち出す構えでいます。
小学生の時、社会科で国会のことを学んでから、いつも思うことですが、なぜ国会は一年中開かれないのでしょうか? 地方自治体の議会にしても、一年の中で休んでいる期間の方が長いような気がします。一般市民の年間の休みは、多くてもせいぜい90日程度でしょうか。しかし、国会・議会の実質的な審議も良く見積もって同じくらいのように思えます。
大切な問題について、しっかりと議論を進めるためには、十分な時間をかける必要があると思うのは、小学生でも理解できることです。私たちは仕事で必要とあれば、日曜日でも祝日でも働くことがあります。しかし、国会や議会が日曜日に開かれた、ということは聞いたことがありません。
国会終了後に小泉首相は、サミットなど外遊が予定されているようです。今や政治ショーと化し、何の成果も期待できないサミットなど無意味のような気がします。しかも、政治上の関係が悪化している韓国や中国との問題は棚上げ状態です。
一般市民を馬鹿にしたような、政治家たちの姿勢にあきれ返るばかりです。政治的な策略ばかりに走るのではなく、本当に市民のために働く政治家はいないのでしょうか。
すべて、なにもかも、9月以降の新政権に「丸投げ」しているように見えます。
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