アートバイブル ―その2・旧約聖書②―
「アートバイブル」 日本聖書教会
23.ottobreさんがコメントで教えてくれましたが、宗教画というのは、単に芸術家の作品としてだけではなく、教会に訪れた人々が文字を読めなくても、そこに飾られた絵を観て、聖書の教えを理解するという役割もあるそうです。
それにしても、旧約聖書の中の「士師記」などは、戦いの記述が多く、人々ははるか昔から戦争に明け暮れていたような印象を受けまてしまいます。
「士師記」の中で、サムソンという怪力の戦士が出てくる話があります。「アートバイブル」の中にも、サムソンの絵画はいくつも登場します。ドレ「サムソン、千人を殺す」という絵画などは、地の果てまで兵士で埋め尽くされた凄まじい戦闘の絵です。
その中で、デューラー「素手で獅子を引き裂くサムソン」という絵を観て、ちょっと驚いてしまいました。それは、襲ってきた一頭の若い獅子をサムソンが素手でその口を掴み、引き裂こうとしている絵画です。
私が驚いたのは、このデューラーの絵画と、占いで使うタロット・カードの11番目のカード、「力(FORCE)」の絵とそっくりだ、ということです。タロット・カードの方は、女性が獅子を手なづけようとして、その口をつかんでいるという絵です。
この両者には、何か関係があるのでしょうか?
私はタロットの専門家ではないので、詳しいことはわかりません。でも、タロットの歴史は古く起源がはっきりしないことからも、旧約聖書と何かつながりがあるのかもしれません。
そう考えるとおもしろいですね。誰か知っていることがあったら、ぜひ教えてください。
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